乳がんの症状
乳がんは、痛みを伴わない腫瘤(しこり)で発見されることが多いと言われています。
実際に当院で乳がんと診断された方100名の発見契機を調べてみると、自覚症状あり62名のうち、腫瘤が46名で最も多く、次いで痛み・違和感(腫瘤は自覚せず)が6名、乳頭血性分泌5名、乳頭陥没3名、乳房えくぼ症状が1名、乳頭びらんが1名(特殊なパジェット病という乳がん)でした。いっぽう、自覚症状がなく、検査で偶然に発見された乳がんは38名で、マンモグラフィでの異常所見が31名、超音波が7名でした。
実際に当院で乳がんと診断された方100名の発見契機を調べてみると、自覚症状あり62名のうち、腫瘤が46名で最も多く、次いで痛み・違和感(腫瘤は自覚せず)が6名、乳頭血性分泌5名、乳頭陥没3名、乳房えくぼ症状が1名、乳頭びらんが1名(特殊なパジェット病という乳がん)でした。いっぽう、自覚症状がなく、検査で偶然に発見された乳がんは38名で、マンモグラフィでの異常所見が31名、超音波が7名でした。
乳がんは発症を予防する有効な方法はありませんが、早期に発見さえすれば充分に治癒が望める病気です。したがって、年一回の検診受診(乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医の元で受けるマンモグラフィ・超音波検査および触診)と毎月の自己触診を必ず行い、腫瘤等の症状を認めた場合には、すぐに専門医に受診するように心掛けておくことが重要です。